いつも傍にいるのだけど

ポルノグラフィティ ライヴレポ等

平和が一番

ツアー期間中、多分主にTwitterで、いわゆる"学級会"が何度かあった

まあ、学級会なんて揶揄する風潮もあんまり好ましく思わないけれど、その内容についてそれぞれ思うことがあり

でもTwitterでは、非公開アカウントとはいえ、何百のフォロワーの目を気にせず、思ったことを全部書く勇気はなくて(というか、せっかくの最高のツアー中に嫌な気持ちを振りまきたくなかった)、結局ツイ消しを繰り返して、もやもやしていた

 

ので、まあこんな誰も見ないであろう、でも一応外へ発信できる場で、自分の考えを好きに書く

(当たり前ながら、大前提として、以下の自分の考えが、全員に当てはまるルールだとも完璧なマナーだとも思わない)

 

 

○ポルノコール

「すぐ始める奴、余韻とかないのか」「メンバー休ませてあげようよ いつもフラフラで出てくるじゃん」的な話から始まったと記憶している

 

まず、私は毎回やっている しかも大分張り切って

すぐには入れないけど、一息ついて飲み物飲んで、近くの声に乗っからせてもらって、後は明かりが再び点くまで、大声で呼び続ける

なぜなら、アンコールが観たいから

 

個人的に、"休ませる"というのがよく分からない

本来は本編で終わるところを、興奮が冷めなくて、もう一回聴きたい、もう一回観たいという気持ちが起こって、メンバーをステージに呼びもどそうとアンコールが発生するんじゃないのか

「本編終わった〜良かった〜 疲れたし、アンコールまでちょっと休もう …って、もうコール始まってるよ、早くね?笑 …もう出てきちゃったよ キャー!!晴一ー!昭仁ー!もう、全然休めてないよ〜」って、予定調和もいいとこだと思う

もっと言うと、そういう人たちがその後、「みんながそがいに、卑猥なカタカナ3文字を連呼するもんじゃけ…」でクスクスするアレもモヤっとする

 

余韻に浸ってコール始められない人の気持ちはとてもよく分かる

圧倒されて棒立ちのまま放心してしまったり、涙がとまらなかったり

実際今回もそういう人を見かけて、素敵だなと思った

 

でも、本編が凄かったからこそ、その熱に動かされて、まだ終わらないでとコールすることも、同じく素敵なことじゃないのか

 

全員コールやれなんてもちろん言わないし、言えない(そんなこと言えるような立場じゃないし笑)

ただ、アンコールを待ってるなら、ポルノコールしてる人を嘲笑したり文句つけたりするなと言いたい

(メンバーはけきってないのに始める人には私もあまり共感できないが)

今回のツアー、コールなかなか始まらない時あって、少し怖かった

それでも誰かが始めてくれたので、(始める勇気がなくてすみませんありがとう)と思いながら乗っかった

 

メンバーが休みたいならいくらでも休めばいい

喉も身体も落ち着けて、よし行こうとなるまで、何分かかったって、出てきてくれるならこちらはその間ずっと呼び続ける

確かに、時々ふらふらのまま出てくる時、大丈夫?と心配になる時もある

でもすぐに、「アンコールありがとう!」「アンコールやるよ!!!」と力強く言ってくれるので、メンバーがコールのせいで早く出てきてるなんて私には思えない


あと、「ずれてるのが気になる」なんて話も見かけたけれど、

特にアリーナ以上の広い会場なら、そりゃ時差でずれるやろと思う

大きくずれたら修正するし、ずれたまま続けたって声は届く


ドームでは、アリーナ以上の大きなポルノコールで呼び戻せたら素敵なんだけどなと、個人的には思っている



○振り

よく見かけたのは

・幸せについて、のサビを裏拍でとるか表拍でとるか

・パレットのサビで手を挙げるかクラップを続けるか


…各自好きにすればいいじゃん……なにそれ…とまず思った

 

「私は裏でとりたい!」

どうぞお好きに…

「いつから変わっちゃったの?」

いつ変わったとしてもあなたは変わらなければいいのでは…これまでと違う振りする新参が増えたら嫌ってことですか…?

「ドームの映像でも、幸せのサビは裏です!」

映像観たけど昭仁さん表じゃね?


(間奏は裏なのにサビ表、楽器が裏なのにサビ表、な取り方はざでいとかもそうだよね、と思ったり そこにも違和感あるんだろか…)


まあ、ぴったり揃った振りが、一体感あって気持ちいいのは分かる

逆にミドルテンポの曲で無理やり手拍子したり拍ずれてたりするとちょっと気になることはある


けど、そんな暗黙のルールみたいに古参が仕切ったら怖いわ、ビビる


新参でもないだろうけど古参とも言えない中途半端な私は、自称古参の方々のそういう鼻息荒いツイートたちを見て、すごく萎えてしまった


何より、メンバーはそんなところ重視してるのか、という

違和感あったらまず昭仁さんやサポメンズが腕挙げてお手本見せてくれるでしょうよ…


曲に合わせて好きに動いてるだけなのに、今までと違うというだけでそんなに言われちゃうんだと、とても悲しかった


まあ、見かけた人みんなミュートしたし、もうここで吐き出したから、今後も気にせず裏だろうが表だろうがその場の自分のノリでやる



○マナー

大声で歌う

曲中(前後の演出含む)に喋る

長髪を結ばず振り乱し他人の視界を遮る

その他ボード等で他人の視界を遮る

他人の足を踏む(ヒールなど論外)

メンバーの話を遮る

禁止されている場での録音、録画、撮影

大声で歌う


この辺が私の中の無理ラインかな…

空気読まない名前呼びとかノリ方はもう、その人の感性かなと…

なんというか、失礼ながら、鈍感なんだなと思ってしまう

近くにいたら嫌だけど、注意しようがないというか、一瞥するくらいしか出来ない


後はもう、メンバーと他のお客さんの邪魔をしない

それだけ、自分に対しても周りに対しても気にしている 


一昔前は結構気にしてたけど、過敏

 になるのも勿体無いなと思うようになった

と、近くにいるならその場で言わないとしゃーないなと

めっちゃ勇気いるけど




…やっぱTwitterじゃ書けないな、こんなん笑


ネガティブな話その1おわり!


16th LIVECIRCUIT "UNFADED"

先日、3/18に三重から帰宅し、私の"UNFADED"ツアーも無事終了


静岡初日終演後、カケガワビールを飲みながら、正直、もうこれがポルノの完成なんじゃないか?と思ってしまい、怖くなった

昭仁さんも仰っていたけど、それくらい、今回のツアーは初めからものすごく完成度が高かった


のに、公演を重ねるごとにどんどん進化しているのが、ど素人の私にもはっきり伝わってきて

最終日にはその集大成をぶつけられた

ものすごいものを観たな、と今も思う


数日経った今の心境含め、ツアー中個人的にあちこちに残した各公演終演直後の感想やらレポをまとめる場所が欲しいと思ったので、ここに書く

と、ツアー中何度かあったネガティブな騒ぎにも思うことがあったので、それもまた別途



開演前

恒例の客いじり

キューブ教官(教頭だっけ?に出世したらしい笑)が、

カップルに公開ハグやキスを指示したり、男2人にダチョウ的な喧嘩→キスを指示したり、客席スタッフにゾンビの真似させたり…

ひと通りやってから、今度は客全員を立たせ、ウォーミングアップ

ドゥーン!(村上ショージ)は私も元ネタほぼ見たことない笑

声出しもあったけど、特にここはなかなかハードル高いこと求められてるな〜と思いながら頑張ってイェーーイ!!って言ってた

大阪とか幕張、横浜、三重ファイナルとかはさすが、気合入った強い人たちが多かったのか、声でかかったなあ

「あきひと!」「はるいてぃん!」「けんいち!(教官本名らしい)」からの、三重ファイナルでは「ありがとう!」も加わって、そんな粋な演出がまた開演前のテンション上げてくれるなあと思ったり

最後はフラッディと一緒にUFOに乗って遠い星へ帰還


この後、大阪?とか三重ファイナルでは手拍子が起こったりして、MCで昭仁さんそのこと嬉しそうに話してた


M1:OP〜オレ、天使

透け感のある幕がステージを覆っている、青い照明が全体を照らす

オペラみたいな女性ヴォーカルの声の中、突然ギターの爆音、すぐに止んだかと思えば、今度はゴロゴロと雷のような音が鳴るとともに、白い照明が少し差す


ここの緩急というか、緊張感がたまらなくゾクゾクした

(逆にここで笑い声起こる公演があって少しイラッとしてしまった)


再びギターの爆音、女性の歌声もギターの音もだんだん激しく大きくなり、赤い照明がぐるぐる回りながらステージを照らす

最高潮まで高まったところでパーン!!!という爆発音とともに幕が落ちる

バックスクリーンには真っ赤な中にUNFADEDの黒い文字

そしてその前にはメンバーが立って構える影


どわー!!!と、歓声がわく

ここはもう、鳥肌だった

静岡初日とかはもう、声出なかった 動けなかった


個人的に、ぱのらまツアーのあの感じのOPもまた違う意味でロックらしくてハッピーでとても好き(というかメリーゴーラウンドがとても好き)なんだけれど

今回みたいなゾクゾクドキドキさせられるOPは本当、たまらない 始まりからこんなんでこの後どうなっちゃうの〜〜ってなる

ここの間も、札幌以降長くなっていたように思う

歓声がどんどん大きくなって会場全体が高揚していくのを全身で感じて、最高のOPだった


まだどよめき、歓声がおさまらない中、ギターが鳴り響き、観客のクラップが重なっていき、あのイントロへ また歓声がどっとわく


OPは、青照明(青空)→ゴロゴロ音・白照明(雷)→赤照明に染まっていく(赤い空が迫り来る)で、一曲目に繋がっていたのかなと、後半ようやく気付いたり


仙台でアリーナ前方、台の真ん前くらいだったのですが、ここでの昭仁さんの、挑戦的な鋭い表情がどえらいかっこよくて、全身フリーズした

静かに息を吐きながら前奏に合わせて身体を少し揺らしていて、そんな様子がとても印象的だった

後は最終日… いつも以上に気合入っているのがビシビシ伝わってきて、一音目からもうゴリゴリ

「音楽なんて…そんなもんかァァ!!!」が特に最高にかっこよかった

1番サビ後の超ロングトーンも、福岡あたりから?(もっと前だっけ?)、唸るような声が途切れないまま楽器隊による間奏パートいくのがもう…

そしてそのギターソロ前のアレンジよ…知識のない私の言葉で説明できないけれどももう…初日とかヒッてなった

これまたゴリゴリのギターソロからの2番

Aメロ例のアレは私が改めて言うまでもなく…


曲終わりは、静岡2daysは「UNFADED」だったのが札幌から「Today is……UNFADED」になっていたかと

ここもめっちゃがなってて超絶かっこよかった


M2:A New Day

ここでもう振り幅えげつないセトリ

1番サビ後に「(地名)!最高の日にして帰ろうぜ!」的な感じで盛り上げてくれたのもまたよき


A New Dayは歌詞が大好きで、特にプライベートでツアー期間中にも色々あった私にとっては、その度に本当に救いになった曲のうちの一つ

この後の曲たちもそうだけど、ライヴ中改めて、新旧どちらでも、ポルノの曲たちの歌詞の凄さが身に沁みた

このツアーまでにまた一段と増した表現力、演奏力がそうさせたのかなと思う


「昨日までがどんな日々だったとしても A New Day 今日もそうだと限らない」


「そりゃ立ち止まったら何も起こらないよ An Old Day 引き返してどうする」


「早く次のシーンの展開を見せて 浮かない顔のアップそろそろ見飽きてしまったんだ 君だってそうだろ」


こんな歌詞を、あんなとびきりキラキラした演奏で、力強く客席を指して歌われたら、

しんどい日常を抜け出してライヴに来た日には「大丈夫だ また頑張ろう」と思えて涙が出てくるし、

自分なりに壁を乗り越えてライヴに来た日には「そうだよね!」と思って満面の笑顔になれる


で、そういういろんな気持ちを込めて「言うなーーー!!!」と叫ぶ時の解放感というか、多幸感というか

ポルノに支えられてるなと、改めて実感した場面だった


M03:幸せについて本気出して考えてみた

久しぶりの!!!

昭仁さんの煽りにあわせて大声で叫ぶ!

昭仁さんも晴一さんも、この辺からあちこちは動き回る


「誰だってそれなりに人生を頑張ってる」

この一言がまた沁みたなあ…


「"僕"の姿は浮かんでる?」(自分の胸を指す)「いつまでも 消えないように!!!」

(もちろん!!!)と思いながら腕を振り返す


会場の熱気がぐんと上がって、まさにポルノライヴらしい光景がまず観られたところだった


MC

「わしらがー!ポルノグラフィティじゃ!!!」

会場何年ぶりとかそんな話をして、客席を少し煽ったところで、曲へ


M4:東京ランドスケープ

大好きです

初日はイントロきいて無音で発狂


青・緑っぽい照明だったかな

静かな入り、「何するにも」「仰ぐ東京」の溜めがまたたまらん…


「ここは(地名) 大都会 最高 ランドスケープ

地元公演で聴けると嬉しいよね

他にも、福井は最後が「雪色ランドスケープ」になってたり(当日大雪だった)、横アリあたりから最後が「最高の一日にして帰ろうぜ!」的な煽りになっていたり、

毎公演楽しみなところだった


Bメロでまたゴリゴリな演奏とともに照明は赤に

ここもまた、表現の幅に改めて驚かされたなあ


個人的に、このツアー期間中にボヘミアン・ラプソディ2回観ていたり、WOWOWでライヴ映像観ていたりして、ミーハーながらQueen熱が上がっていて

まさにライヴ映像観た翌日の横アリ2days、


「生きるという証明を 今"ここ"に残してるんだ」("ここ"でステージを強く指す)


というシーンがあったりして、ぞわっとした


それぞれのライヴ観ていると、ポルノとQueenに共通項を多々見受けたところがあったりしたのだけど、まあそれはまた別途


M5:ジョバイロ

皆ちんさん〜〜〜〜〜〜〜

ここだけじゃないんですが、昭仁さん、晴一さんはもちろん、サポメンズの皆様も公演重ねるごとにどんどんいろんな挑戦を組み込んでおられて、

ジョバイロの導入は毎度皆川さんにやられていたな〜〜


三重2日目、「この"胸"貫く刃の代わりか」(胸を指す)とか、終始切実な歌声が素晴らしかった


MC

新サポメンを紹介

「ヴォーカル岡野昭仁です!ギター新藤晴一!」からの、晴一さんツアータイトル解説


fadeはfade outのfade、色褪せるという意味で、そこにunがついて、色褪せない

時代はサブスクリプション、ポルノもその中に入れてもらって、シングルもアルバムもカップリングも全部横並びで、(アゲハ蝶やミュージック・アワーが偉そうな顔をすることなく)聴けるようになった

そこで聴いてもらった曲たちが、今も色褪せてない?って聞きたくて、でもツアータイトルが「FADED?」って疑問形じゃなあ、と思って、このタイトルになりました!

とのこと


(最終日には「…yo yo」とか言ってラップ調で話そうとしたのに笑った)

まあ、時にグダグダになったり、お客さんの反応が不安になったりしたことはあれど、昭仁さんの大きな相槌でひとまず毎回まとまっていた(?)


ツアータイトルの説明まできちんとしてもらえるのは、ツアーへの思い入れや考えを感じられて、こちらもそれに則した気持ちでライヴに臨めるし、

そういう、バンドの誠実さみたいなのも、とても好きだと思った


この後昭仁さんは「皆さんに今日のライヴにそれぞれの色をつけて、帰ってもらいたい!」的な補足をしていたり


レアな曲、ライヴで初めてやる曲とかもいっぱいやるよ〜とファンの期待を高まらせて、曲へ


M6:ヴィンテージ / Swing

いや〜〜〜〜〜

ここはこのツアーでも一二を争うびっくりポイントなのでは〜〜〜

特に静岡2日目は、Swing〜〜〜?????という衝撃と、セトリ変わるんか〜〜〜?????という衝撃と、二重の衝撃でリアルに腰抜かした


ヴィンテージ

相方曰く、イントロの音源だとチャカポコなのがチキチキしててnang-chang良い仕事してた、とのこと

なんとなく分かった気はする

聴く度に演奏も歌もエロさが増していくこの曲

特にA・Bメロ、仙台とかでは身振り手振り加えたりして、じっくり溜めながら歌うのたまらんかった


Swing

サプライズで言ったらここは一番かも

静岡2日目の終演後感想メモには「死」と書いてあった

モノクロの、浜辺だっけ?の映像にSwingの文字が浮かぶ

(の後、私には ★柄の保冷バッグが風にゆらめいているように見えていた)


イントロのドラムの迫力も凄かった

今の演奏力、歌唱力で聴けることの幸せよ

ギターソロアレンジも〜〜〜〜〜


M7:前夜

ここからゾンビまでの流れが最高に好きでした

このツアー一番かもってくらい


シンプルな白い照明

全体的に熱演、熱唱最高に素晴らしかったのだけれど、

やっぱりCメロがなりながらの叫ぶような熱唱、ロングトーン、からの歌うようなギターソロに毎回圧倒された


大阪公演なんかは、歌詞がまさに大阪時代の彼らを思い起こさせて凄く良かったし、

「ぬかるむ道も越えなきゃって決めたのに シューズが濡れることさえも憚った」なんて歌詞が自分自身に突き刺さることもあった


大阪2日目、このツアー中、昭仁さんの喉が一番辛そうだった時、正直この曲は特に大丈夫だろうかと胸が締め付けられる思いで観ていたのだけど、

顔を歪ませながら全身から絞り出すように全っ力で叫び歌う昭仁さんに、むしろ圧倒された

Cメロなんかは初めて音を下げていたのだけどそれもまた良くて、さらにそれを引き継いでいつも以上に熱いギターソロが最高にかっこよかった


また、横アリのドーム発表以降は、

「届くはずのないどんな場所へも 羽ばたいていけると思い描く今"この"瞬間」

という歌詞が、これからドームワンマン2daysという新たなステージに挑む彼らに重なって胸が熱くなった


M8:ビタースイート

大好きです

そもそもビタスイは渦やラックと同じく個人的な聴きたい曲ランキング上位常連勢で

キー下げ気づいた瞬間は正直残念だったものの、公演重ねるごとにこれもかっこいいな…と結局夢中になっていた

(でもやっぱり原キーもいつか聴きたいのでまたやって下さい…)


イントロのじゅわじゅわ音(赤照明)→ドラム一音(一瞬白照明)→ギターメロ(赤照明)

ここの照明さん良い仕事すぎる


Aメロの歌には、毎回涎出てるんじゃないかってくらい酔いしれていた

気怠げにささやくような時もあれば、絡みつくように妖艶にねちっこく歌う時もあれば、がなりながら力強く歌う時もあり…

古い感情、哀しき始まり、の溜めとかも…

昭仁さんもその日その日で変えて楽しんでいたのかな?


Bメロも…

退屈で↑ 屈折を↑ 繰り返し↑ どうでもいい↑

僕の頭か、消えていった、の語尾のがなり


Cメロの叫ぶような熱唱も毎回痺れた…重々しいゴリゴリのギターソロに繋がってもう、この一曲で来た甲斐あったなと思えた曲の一つ


これまた大阪2日目の話だけど、ビタスイの時も凄かった

バチバチの照明でスイッチ入ったのか、昭仁さんも晴一さんも何か憑依したみたいで

特に「動けない僕はただの黒い染みでしかない」とか、高音は下げていたんだけど、噛みつきそうな獣みたいなシャウトにこちらは固まってしまった

ポルノグラフィティというバンドの根底にある、野性味と、ロックと、そういうものに全身貫かれたような感覚で

これぞライヴだなあと思い知らされた


M9:ライオン / DON'T CALL ME CRAZY

ビタスイの余韻冷めやらぬところに、どっちのイントロ来たって発狂するわ

セトリ変更も2曲目、静岡2日目で私は本気でこのまま心臓止まって死ぬのでは?と怖くなった


ライオン

大好きです


「どうやら ねえ!!!」最高 たまらん

最後ウォーウォーの超ロングトーンで終わったのもかっこよかった


終始エロいながらもギラギラな演奏を、毎度前のめりで味わっていたのだけど


なんと言っても仙台


目の前の台に足かけて見下ろしながら上着はだけさせて手首くねらせて前列を煽る昭仁さん


声にならない声で泣きそうなんだか何なんだかもう意味わからなくて

とにかくとにかく目に焼き付けた

ので、今もはっきり頭に残っている


万が一忘れかけたら、これを読んで思い出そう


DON'T CALL ME CRAZY

ドンクレ、という略称に慣れなくていつもフルで言ってしまう


「もう次のヤツかい? 軋むスプリング」 のとこの楽器たまらない


「不穏に響くはこの町中 捨てられた無名の夢の喘ぎ」の溜めよ 徳島の時とか特に最高だった…

からの「PISTOLSを〜〜〜」そっとこめかみに銃の形させたその手の人差し指を当てて、とびきりがなりながら、そのままサビ…腕あげながら興奮最高潮ですわ…


M10:Zombies are standing out

男性ヴォーカルのオペラ?の声が、徐々に潰れていき、イントロ


みんなゾンビ好きすぎるでしょ笑(私もだけど)

振りが揃うことにそれほどこだわりはないけど、ここはみんなぴっっったり揃っていて、宗教みすらあって良かった

「ここじゃ 誰も 眠って!は!な!らーぬ!!!」あああ〜〜〜最高〜〜〜


「頭が割れそうに痛む」のギラついた声〜〜

「I still  pray to revive」溜め〜〜


そしてVギター〜〜〜〜〜

ギター詳しくないのでほんとにただただ感覚でしか良し悪しを言えないのだけどかっっっっっこいい

引き続きのご活躍を期待しています


MC

ピチチチ…と小鳥のさえずり

昭仁さん一人がアコギ持ってステージ中央へ


前回のツアー来てくれた人は分かると思うんですが、小鳥が鳴いたら僕は一人になるという、そういうシステムです

(静岡「後ろのCGはなくなって…予算削られたんかな?…まあ嘘ですけど笑」)

ゾンビからの小鳥 生命の象徴の、小鳥

ポルノグラフィティすごいギャップよね

サブスクで、僕もポルノ聴きました

これはなかなかいいんじゃない?とか、

これはまだまだ表現できてないなダメだなって、いや、今が出来てるってことじゃないけど、

本間さんごめん、晴一ごめん、tamaごめーんって思ったり

まあ、そんなんも含めて、自分の足跡を感じられて、面白かったんですが

その中で、これわしどしたん?って曲があって…やってみていいですか?


「…キミはまた 美しくなった」


いやいやいやいやいやいやいやいや

もう何度目かの腰抜かしポイント

気絶した人いるんじゃないか


今の昭仁さんが歌うと完全R指定というか、初期のギラギラは減った代わりにエロいし妖しいし

一番で終わっちゃったのが残念

「これは関係ない話じゃない 意味深だよ 裏側をちょっとだけ 考えて …わかってんだろ?」とか今の本気でやったら絶対ヤバいから

どうかいつかお願いします…


どうかしてるじゃろ!!!

これ、サウダージカップリングで、見つめているという歌なんじゃけど

ビーチサンダルを履いた 指に挟まる 砂のようにまとわりついて 離れない 離れないぞって、歌っとるわけ…

…どうかしてるじゃろ!!!

で、なんでこうなったんじゃろと思って考えたんだけど、

これ、自分の作詞作曲した曲で初めて世に出るってなった曲で…張り切ってしまったんじゃろね 岡野昭仁、一筋縄ではいかんぞと

で、この時、あんまり良くない言葉なんじゃけど、ストーカーって言葉が世に浸透してきた時で、それを題材にしてみようってなって、こんな歌詞になりまして…

言っておくと、僕は、こんな粘着質な恋愛をするタイプではないので

僕自身は、爽やかな恋愛をするタイプなので

それは分かってもらいたいなと

…で、次に聴いてもらう曲は、僕が作詞作曲をして、皆さんからすごく、受け入れてもらえた曲で、曲を書く人間として、歌詞を書く人間として、自信を持てた曲です

夕陽と、星空と、僕という曲です


M11:夕陽と星空と僕

ここでの歌い方、表現は、昭仁さんが今こだわって磨いているところなのかなと、勝手に思ったり


ファルセットとか、優しいながらもブレない真っ直ぐな声とか、いつもと違うアコギ一本での演奏で、毎回丁寧に探りながら歌っている印象だった


ソロコーナーは正直前回ツアーからすこーし

悲しかった(やっぱり2人でやってほしいので)

のだけど、昭仁さん曰く、晴一さんがやってみなよと言ったとのことだった(確かどこかの公演で話していた気がする)ので、

単純に、ヴォーカリストとしての昭仁さんの挑戦を存分に楽しめるパートとして、今後もあるなら楽しみにしたい


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大阪2日目はここからカウントダウン


ステージ戻ってきた晴一さん

「みんなが一番気になってること、俺知ってる 教えようか?紅白どっちが勝ったか …白組が勝ちました!」

昭仁さんガッツポーズ

なんて話してるうちに、5分前の表示が!(なんか宇宙みたいな背景に時間表示)

「everybody 兵庫!」「everybody 奈良!」と関西の人に振ると

fu-fuの裏で、晴一さん「…明石焼き明石焼き!奈良、鹿!鹿!」と答えていくスタイル笑

「everybody 京都!」「はんなり!」は笑った

「everybody 関西以外の人!」

「「fu!!!!!fu!!!!!」」

昭仁さん・晴一さん「えっ!凄いね!多いね!」

そりゃあ、全国からカウントダウン駆けつけてますから!


ついに3分前

昭仁さん「ここが、どこよりも盛り上がろう!」

最高の煽りが飛び出す


10秒前からみんなでカウントし、そのままセンラバへ


1・2番Aメロで、左右端でしっかり股間パフォ

昭仁さん「良い子は見ないでねー!」


最高にハッピーな新年突入の瞬間だった

この大切な日、大切な瞬間に、ライヴすることを選んでくれたことに、今改めて感謝


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M12:didgedilli

暗転から、右端にスポットライトで、晴一さん一人

横アリ?あたりから前半のフレーズがっつり変えててヒェッてなった

泣きのギター…からの爆音、パッとステージ全体に黄色照明、中央の方へ移動


久しぶり〜〜〜

インスト曲だとこれが一番あがるよなあと

いわゆるAメロ2回目からのドラム?リズム隊?のアレンジが年明け福井?から変わっていた気がする よかった

いわゆるサビのところでど真ん中まで来て弾いてるのがかっっこよかった


M13:カメレオン・レンズ

nang-changだよね?のギュイイインから、一瞬の静寂、でイントロ


まず始まった瞬間の照明

音に合わせて白いスポットライトが客席アリーナ中央エリアの左右通路に等間隔で差す

ここは毎回どよめきがあったなあ

ステージには白い細い照明が縦横斜めあらゆるところから多数伸びる

アリーナで観てもスタンドで観ても、中央で観ても真横から観ても、見応えのある演出で素晴らしかった


ギターソロのハモリは何度聴いてもたまらない


M14:海月

バックスクリーンには色とりどりの海月がたゆたう映像

相方曰くアリーナ通路を照らす揺らめく照明が綺麗だったとのことなのだけど、結局目視できず…

WOWOWに期待…


Aメロ低音が響く感じがとても心地よかった


M15:フラワー

シングルジャケットと同じく、バレエダンサーの美しいポーズの静止画と歌詞(いつものフォント)が、曲に合わせて一枚ずつバックスクリーンに映し出される

美しいキーボードの音で静かに始まる


本当はツアー中映画を観たかったのに行けず…


「そこに咲いてるだけでこんなにも美しい」「愛でられるためでなく 色を誇るためでもなく 息づいてる」という歌詞が、

自分自身に、または、大阪2日目声を枯らして歌う昭仁さんの姿に重なって涙が出たり


やはり、歌詞の美しさが特に沁みた

「大地の深くにまで張りめぐらせた根が 命の記憶と繋がって 隣にはいなくても確かに感じ合えている 一人じゃない」

「冬の気配が荒野を満たせば 風もないのに花びらが落ちてゆく 長い眠りが近づいていることを知って 小さな種を地面に落とした」

とか

いや、大サビも…


特に大事に、心を込めて演奏しているのが伝わってきて、毎回本当に素晴らしかった


MC

ここまで、色々な曲をやりましたが、楽しんでくれてますか?

最後にやったのが、最新曲フラワーなんですが、いつも新曲を出す度に言っているんですが、この曲が、長く愛される曲になればいいなと思っておりますので、皆さん一つ、よろしくお願いします!

さて、ここまで静かに聴いてもらう曲が続いたんですが…そろそろ、暴れたいじゃろう?

こっから、大いに暴れてくれますか!

…そんな皆さんの心に火をつけるのは、晴一の、ギターフレ(めっちゃ巻き舌)ーーーズ!!!


M16:オー!リバル

この後の、顔が大事じゃけ、からの茶々入れは大阪からだったっけ?

カメラ目線で目細めて男前なお顔作る晴一さん

観客以上の声量で「フゥゥゥゥゥゥ!!!!

!」と煽る昭仁さん

イントロ弾こうとするも昭仁さんの煽りに「やめて」と中断する晴一さん

三重ファイナルでは「福山雅治さん力を貸して下さい」祈る晴一さん、からの、本当に力を貸してもらえたのか、途中舌チラまで見せつけてくれて思わず変な声出た


クラップ、コーラス、やはりこの一体感は凄いなあと

途中膝ついて熱唱する昭仁さんとかさいっこうだった…


M17:ジレンマ

煽り!!!

からの、ベース!!!


スティングさんの時カズさんとまた違いすぎてそれはそれでまたよかったな〜〜

とてもあがった


ここも、初聴の衝撃よ

ベースイントロで「ジ、ジレンマ!?!?ほんとに!?!?」となりながら

の後ギター?がMission of the Far Eastみたいなメロで、何が何だかになってて、

そっからやっぱりジレンマで、わけわからんままとりあえず煽られるがままに跳ぶ

1番AメロはFLAGみたいなメロディラインを感じさせるアレンジでもうどこを観て聴いていればええんやら

2番Aメロ四つ打ちもめちゃあがった


とにかくここで一気に熱が爆上がりして、火がついた感じだった

楽しすぎてあんま周り見る余裕なかったから、映像でどんな感じだったのか見るのが楽しみ


M18:パレット

「ありのままがいい」と笑顔で真っ直ぐに歌う昭仁さん、気持ち良さそうにギターソロ弾く晴一さん

キラキラした鮮やかな音の粒を浴びながらにこにこなお客さん

歌いにくくてごめんねーって言われながら、ちゅるちゅるみんなで歌うその様子がモニターに映るの観て、

こんなに幸せな空間ある?って毎回思わされた


M19:サウダージ

炎ばんばん出る


横アリ2日目、イントロでばさっと上着を放り投げて、ギラギラモードに豹変した昭仁さんを見てしまい、思わず口元覆った


サウダージ、もう何度も聴いているのに、未だにその演奏、歌声にうわあ…って圧倒されるの本当に凄い


最後ギターソロと歌重なるの何度見てもたまらん

(唯一とはいかずとも)ここだけは、ギターが歌い、歌がそれを彩るところだよなと


M20:ハネウマライダー

テープぱーん!!!

目の前で途切れること多発だったけどそれはそれでもういい!

この熱が少しでも冷めないようにと、一秒もこの時間をポルノと共有していたいと思った


どの席にいても一回は目線をくれて指してくれたので、毎回違う思い出があるなあ…


中でも横アリ2日目、


「例えばここにいるお前らと!!!

………さあ、行こうよ 行こうよ!!!」


ここ

(もしかしたら行こうぜだったかもしれん)

私が観た中では初めてだったので、あまりのエモさに鳥肌

前日のドーム発表もあり、ポルノはどこまで私たちを連れて行ってくれるんだろうと

ただただついていこうと思った


横アリ2日目は、ドーム発表翌日で放送入ってたこともあったのか、特に盛り上がり凄かったので、昭仁さんもテンション上がっていたのかな、と今思い返して嬉しい


タオル一斉に掲げるところは真横から観ると圧巻だった 少し泣けてしまったくらい


MC

ここまで最高です ありがとう

周りを見渡してみると、時間が経つにつれて、色褪せていくものばかりで

そんな中で、色褪せないもの、色褪せてはいけないもの、それを、僕らと、君らで、大切に手の中に持って、前に進んでいけたらと思います

最後の一曲になります 今日は本当にありがとう


M21:∠RECEIVER

一音目から、すごい圧


バックスクリーンには、モノクロの子供たちや爆発の映像、そこに黄色く大きな文字で縦横に歌詞が流れる


「"僕たち"の!!! "足下"にも!!!」(自分の胸、足下を力強く指す)


「この"目"よ!虚構を射よ! この"耳"よ!意志を聞け!」(目、耳を指す)


「逃げない!!!!!RECEIVERで!!!いたい!!!!!」


足を大きく踏みならしながら、身体を大きく振りながら、全身でギター鳴らす晴一さん

身体中から音発するみたいに、もうここまであんなにやってきたのに、信じられない声量を浴びせてくる昭仁さん


ラスト一音に向けて、バックスクリーンは映る手のひらにズーム、そこにはUNFADEDの文字が

そしてラスト一音 

昭仁さんは手を広げて「ありがとう」と何度も

一番の大きな音じゃないかってくらいのをぶつけて、締め


ステージにいる全員湯気出てるんじゃないかってくらいの熱演で、本編終了


ここはもう、棒立ちのまま音を浴びるだけだった

まあ、なかなかポルノコール行けないという人の気持ちも重々わかる


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横アリ初日、アンコールでメンバーが戻ってから、例の発表


昭仁さん「アンコールなんですが、その前に、皆さんにお知らせが…」


どよめきの中


「重 大 発 表」の文字が


この時点で私はついていけていない


「20周年の集大成…」


「10年ぶりに…」

ここで察する

しかし信じられず頭がバグる


地球の映像からズームしていってあの白いドームの屋根がドーンと出た瞬間!


客「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」

私「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"」(汚い声で号泣)


2daysと判明し会場にはさらに悲鳴が


東京ロマポル時の映像が流れても私はのれず泣きやむことができない

相方はといえば隣でただただありがとうと繰り返す


客のリアクションが予想以上だったらしく

昭仁さん「すごいな、満点、100点あげるわ」

晴一さんにっこにこ


晴一さん「神vs神っていうのがまあ、一日目と二日目でそれぞれセトリを用意して、どっちが良かったかって…

客「えええええええええええええ!?!?!?!?!?」

晴一さん「全部じゃないよ!?全部じゃないよ!?ただ、神セトリと言ってもらえるようなのを用意するけえ…

客「ワァァァァァァァァ!!!!!!!」

晴一さん「Tomorrow never knowsとかね!笑 ez do danceとか!笑」

昭仁さん「真夏の果実とかね!笑 桜坂とか!笑」

晴一さん「あの、テレビでやりよる、平成ヒットソング特集みたいな!笑」

昭仁さん「20周年なのに自分らの曲やらないんじゃ!笑 それはそれで面白いね笑」

晴一さん「わし、チェリー歌う!笑」(晴一さんカラオケの十八番じゃなかったっけ笑)

昭仁さん「どっちのよ?」

晴一さん「そりゃあスピッツじゃろお!おっさんが、もう一回!とかやってどうするん」

昭仁さん「そりゃあ、さくらんぼじゃ!あれよ、こーいーしちゃったんだ きみにー の方よ!」(突然の美声)

晴一さん「なんよお前ぇ、そんな〜」

昭仁さん茶化す晴一さん笑


昭仁さん「会場広いけえ、みんな来てよ!?20周年かっこつけたいけえ、みんな来てよ!?」

客「ワァァァァァァァァ!!!!!」

そりゃ行くよ!!!だからどうかチケット頼むよ!!!


とまあ、大変だった

なんでこの日だったのか分からんけど、この歳でこんな泣かすの、しかも嬉し泣きさせるの、ポルノくらいだなあと


終演後、友達とのLINEでなぜか半ギレで

「安すぎる」「元取れんのか」「こんな最高のツアー中に最高の知らせをくれるなんて」「行くに決まってるんだから落選させるなよ」

と句読点のない短文が飛び交い、最終的に「生きよう」で締められた


"次"のライヴ、新曲の知らせが何よりの力になる

本当に嬉しい発表だった


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EN1:Hard Days, Holy Night / タネウマライダー


Hard Days, Holy Night

なーんでこんなに楽しいの?って毎回思う

12月限定だろうなと思いながらとにかく楽しんだ


なんといっても2番Aメロ

「んんー!帰っちゃう!」


さすがにキュンキュンした


タネウマライダー

大阪2日目でまさかのハドホリだったことを受けて、もしかして3月までそのまま行くか、新曲あるかな〜なんて甘く考えていた


福井にて

「ポルノの隠し球を、やってやろうかなと」と昭仁さん

「さっき昭仁が見つめているをやった時、何考えてたんじゃろって言っとったけど、俺にとっての、それ」と晴一さん


ここで客がざわざわし始める


「まあ、ダジャレから出たんかね笑」という晴一さんの言葉に


ダジャレ?邪険?いや、あれは見つめている感はないし…なんだ???


ヒヒーン🐎イントロ


客「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」


床が揺れる

クラップの嵐

あまりの反応にびっくりする昭仁さん、笑いながら煽る


いやそりゃこうなるよ

もう一生聴けんかと思ってた

ギターソロも全然違うし

楽しすぎて


福井未参戦で幕張来た相方の反応が最高だった

1番は感激で動けなかったらしい笑


最後ファルセットもがっつり二段階

はーもう最高 ごちそうさまでした


三重ファイナルでは「もうやらん曲 笑」と仰っていましたが、「ええー!!!」お客さんの反応どおりみんなまた聴きたいのでまたどうぞよろしくお願いします


MC

メンバー紹介

サポメンズ紹介

出身地(皆川さん@福井とか)ではトークも振っていた


最終日には全員一言


たすくさん「このツアー、自分にとっても色褪せないものになりました 参加できて光栄でした ありがとうございました!」

(昭仁さん「まとめてきたねえ!」)


nang-chang 「サポートメンバー一期生、nang-chang です

(昭仁さん「そうなるんか!」)

20周年、東京ドーム、全力で頑張ります もしも席が空いてたら、僕が客席行って演奏します サポートメンバーみんな連れて、客席から演奏します それくらいの気持ちで …まあ、まだ呼ばれるか分からないんですけど

(昭仁さん「何を弱気になってるんよ笑」)

まずは呼ばれるように、そこから頑張ります」

(昭仁さん「なんかネガティブなこと言ってますが!笑」)


カズさん「サポートメンバー最年少、ピカピカの最年少、カズです!今回初めて参加させていただいて…すごく楽しみなのと、緊張するのと…すごーーく、緊張するのとがあって

(昭仁さんが手振りで先を促す)

…ん?

(晴一さん「(カズさんに向かって)話しづらいじゃろう!?な!だからもう、この人(昭仁)のマイク切っといてって!」

昭仁さん「そんなことないよねえ?すごく、話しやすいよねえ?」)

はい、すごく笑

(この後グダる)

楽しかったです!ありがとうございました!」

(昭仁さん「これから、コイツのサイコパスな一面はどんどん明らかになっていくでしょう!」)

→これから、ということは、カズさんは固定になるんだろうか?


皆川さん「実はポルノの二人とはそんなに年が変わらなくて…結構ベテランなんですよ 最近、終活とかを考えてまして…

(客ざわつく

晴一さん「しゅうかつって、どっちよ?就職活動?」)

いや、終わる方!

(昭仁さん・晴一さん「えええーーー!!!」)

なんですけど、ポルノの二人の、前へ前へ行く感じを見て、すごく刺激を受けました 

自分ももっと、前へ出てみようという気持ちになりました ありがとうございました!」

(昭仁さん「カズ以上のサイコパスだったぞ笑」)


真助さん「サポートメンバー、nang-chang の次に古株になってしまいました

(昭仁さん「二期生?になるんか?」)

実は、ポルノとはアポロの時からテレビで後ろで叩いたりしてて…だから、20周年…凄いね いつも後ろから見ていて、お客さんのパワーが、凄いものが返ってくるんですよ ポルノが凄いものを投げて、そしたらまた凄いものが返ってきて…それをみられるのが本当に倖せです みなさんが20年応援し続けてくれたおかげです ありがとうございます」


ここは思わず泣いてしまった…

一番後ろから、もう長いことメンバーを支えている真助さんから、私たちファンのことをそんな風に言ってもらえたのが、すごくすごく嬉しかった


昭仁さん「そしてもう一人、サポートメンバーのベーシストがいます!スティング宮本さん!3本…かな?参加してくれました!スティングさんにもこの場で、大きな拍手を!」


この場にいないメンバーにまで、最終日感謝を示す場を作ってくれる昭仁さんの優しさ…


昭仁さん「ここから、ポルノグラフィティなんですけども!」


タネウマ始まってからはこの後は晴一さんへのろくでなし弄りが続いたなあ笑

ハネウマライダーカップリングで、タネウマライダーってダジャレを思いついたのがいけんのよね、と晴一さん

これは実話なんですか!?と昭仁さんに言われ、わしゃあフィクションでは歌詞は書かん!と笑

まあ、ここはキャー!が正しいのでしょう笑


晴一さん「…来てよかったよ!本当!こんなに集まって、騒いでくれて 20数年前、島を出た時に、思い描いていた光景が、まさにこれだなあと思いながら、今日ライヴしてました まさに自分がみたかったのは、こういう光景なんだなあと ありがとう!」


全公演、概要はだいたいこんなん

私たちが、晴一さんの思い描いていた光景の、その一部になれているのかと思うと、嬉しくて涙が出た

スタレポで出てた最終日の言い方も、泣けたなあ…

「どんな気持ちか、分かる?」という、反語的な言い回し

こんな素晴らしい光景をありがとうと言いたいのはこちらなのに、逆にありがとうと言われてしまって…せめて、と思って大きく拍手した

(と同時に、少しネガティブな考えも浮かんだのだけど、それもまた別途)


で、ここから昭仁さんを呼ぶターン

徳島からですかね、最低の弄りが始まった

静岡とかは、お前名前浸透してないよ的な可愛い弄りだったかと思うんだけど

昭仁さんも乗っかるし

◯起不全だの、み◯す◯半だの、一人参戦の時に限ってそんなんぶっこむので、毎回苦笑いだった


昭仁さん「20年やってきて、最近よく聞かれます 20年も続けてこられた秘訣はなんですか?…やっぱり、晴一さんとの絆が、そうさせるんですかねえ?とか笑 まあ、それも、無きにしも、あらずかな、と、思うんですけど笑

(横アリ・三重初日?ではここで真顔の晴一さんがカメラで抜かれる)

でも一番は、やっぱり、みんなが、ポルノを求めてくれるから ポルノの新曲が聞きたい、ポルノのライヴが観たいという声を、届けてくれるから その声に背中を押されて、ここまでやってこれたんだと思います これからも、その声に応えられるように、いつまでも、色褪せないポルノグラフィティでいたいと思いますので!これからも、よろしくお願いします!」


初日行った時、みんながポルノを求めてくれるから、と言った瞬間、もう無理だった 泣くの我慢できなかった

私たちにとって、ポルノは間違いなくいろんなことへの原動力になっていて

ポルノにとっても、私たちの存在が、力になっているんだと、恐れ多くも嬉しかった

(ここも、思い返して後日ちょっと悶々とするのだけど、同上)


昭仁さん「さて、ライヴの主役は皆さんです!楽しい時間はあっという間で、あと少しなんですが 最後、大いに踊って、手拍子して、歌って、帰ってくれますか!」


ジレンマもやってしまって、ラスト一曲何やるんだろうと思っていたけれど、この煽りを聞いて、なるほどと


EN2:ライラ〜ED

ライラ入り前の晴一さんによるサポメンズ(主にカズさん)弄りは、幕張2日目から始まったんだったかな?


晴一さん「最後の一曲だからって、みんな気ィ抜いてない!?(カメラマンに)カズに寄って!早く(ご当地ご飯)食べたいなーって顔しとるじゃろう!ダメだよ!」


それまでは、「ライヴ後の反省会で、この曲みんな顔が怖いってスタッフから言われたけえ、みんな、笑顔で!」だったかな

サポメンズの笑顔がみられて眼福でした


晴一さんの、わんっつーっすりーっで歌い出し


合いの手は、公演重ねるごとに大きくなっていったように感じた

大阪から画面に文字が映されるようになって、やりやすくなった

時々その声の大きさに昭仁さんが笑っちゃってて嬉しかった


ソロ回しも、後半はご当地曲や、ポルノの曲弾いてくれて余計に盛り上がった

一番は、横アリ公演でたすくさんが横浜リリーのイントロ弾いてくれたのと、nang-changがセンラバやってくれたのかな!

最終日は確かメリッサ、winding road、渦、センラバと最高のラインナップ!

晴一さんは福井?からウルトラソウルお気に入りだったそうで、

WOWOW収録日はわざわざ「権利関係うるさいから、ポルノ以外の人のはなしね!」などとしっかり振っておきながらやってたな笑

最終日はオリジナル聴きたいですってアンケート出したものの叶わず笑


前半でやってた普通のギターソロもめちゃくちゃかっこよかったのになー笑


粘ついた〜の語りのところは、昭仁さん溜めに溜めてやってた!笑

あまりに溜めすぎて晴一さんに「長いわ!笑」「お前すげーな!笑」と突っ込まれていたり笑


ご当地夢シリーズどれも楽しくて好きなのですが、やっぱり最終日、


「ツアーが始まった当初は、小さな夢を見てました!インフルエンザにかからず、無事にツアーを完走出来ますようにという、小さな夢を見てました!でも、公演を重ねる度に、皆さんにこんな、最高の夢を、見せてもらいました!本当にありがとう!そんなみんなと、最後最高に盛り上がるために!

…歌いましょう!踊りましょう!泣きましょう!…笑いま!しょおおおおおおおおおお!!!!!」


ちょっとあやふやだけど大体こんなん

てっきり伊勢海老やら松坂牛やらのネタで来るかと思っていたので、油断してたらこんな嬉しいこと言われて、全然そんなところじゃないはずが、うっかり泣けてしまった

毎公演、最高の夢を見せてもらったのはこちらです…


と、ゆっくりじっくり、客席に向けて手招きしながらの「歩き疲れたら帰っておいで 懐かしい歌など 歌いましょう」に、毎回心がとても救われた


ジレンマでの締めとはまた全然違うけれど、私的にはとても良かった


最後はテンポ上げて花火まで吹き出して(後半では三段階上げていた)、ジレンマ終わりの時と同じく、

あんたら最高じゃ!だから、自信持っていけ!胸張っていけ!ありがとう!!!

で、左端から助走、大ジャンプで締め!


この後はいつもと同じく、サポメン含めお辞儀、端から端まで来てくれて、生声挨拶して、終わり


のはずが最終日だけ、

ライラを終えてフラフラしながら前に出てくる昭仁さん、サポメンズ

晴一さんが出てこないな〜と思いながら見ていたら、何やらnang-changの機材を弄っている…?

なんとbeforeのジュクジュク音を出し、ファン悲鳴 どよめきが起こる

nang-chang、やろう!のジェスチャー

一番不安そうな顔の昭仁さん笑

昭仁さん「…やるんか!」

客、大歓声で応える

そのままbeforeへ!


昭仁さん「everybody say!」

客「fu-!!!fu-!!!」

昭仁さん「あー!もうそんなんなら終わりにしよっかなー!」

客「やだーーーーーーーーー!!!!!!!!」

昭仁さん「じゃあもっといける?」


今思い返してもなんなんこのやり取り

燃えるわそりゃ


こっからはもう、客もメンバーもplus ultraタイム突入 笑

正直ライラまでで声も身体も全て出し尽くしてるのでヘロヘロ笑

それでも楽しさが上回る


2番Aメロでがっつり股間パフォまでやっちゃって、ギターソロも激アツで、会場全体がこれで終わるもんかと最後楽しみ尽くそうとしている感じだった


大歓声で終わり、本当に最後、生声挨拶の前に、バックスクリーンにキューブ教官が!


教官「ツアー完走お疲れ様!みんなも言おう!せーの!」

客「おつかれさまーーー!!!!!」

教官「二人は、ハグからのキス!高校からの付き合いだから、それくらい余裕だよな?」


えーって顔で苦笑いの晴一さんと、なぜか余裕顔でニンマリしている昭仁さん

腕広げて迎え入れようとする昭仁さん

そこに晴一さんがばっと飛び込んでいって、ハグ

からの、昭仁さん口突き出して目ぎゅってしてめっちゃキス顔 笑

この日左側の真横席だったのでこの時昭仁さんのお顔しか見えてなかったのだけど、晴一さんもちゃんとキス顔用意してたとのことで笑った

ちょっと顔近づけるも「出来るかあ!」と離れる

そりゃそうか笑

なんにせよ、さすが高校からの付き合い いつまでも仲良しでいて下さい


教官「昭仁は、喉のケアのために用意した油揚げ、最近全然食べないな スタッフのつまみになってるらしいぞ

晴一は、筋トレのために買ったチェア、ツアー後半全然使ってないらしいな 片付けるのも一苦労らしいぞ」

(昭仁さん、重いもんねと椅子持ち上げるジェスチャー)

教官「次は20周年のドームだな 一足先にドームへ行って温めておくからな また会おう!」

またフラッディと一緒にUFOに乗って帰還

大きく手を振る晴一さん


なんてサプライズが、最終日はあったり

こういう粋な演出も、毎回素敵だなあと嬉しくなる


で、生声挨拶して、本当の本当に終わり!




…一曲ずつ振り返ったら恐ろしい文字数になったな…


ここまでじっくり振り返ったら、総括も何もないんだけど、


「音楽なんてそんなもんか!」という問いかけに

「生きるという証明を今ここに残してるんだ!」と叫び

「もうメロディに身を任せてしまえ 足りない言葉を探すのはやめて」と音に身を委ね

「この地球の裏側でも僕たちの足下でも起こりうる出来事から逃げない受信者でいたい!」と例え無力かもしれなくても逃げないと言いきる

そんなポルノを見て、自分もそうありたいと、向き合う覚悟をしたところで、

「歩き疲れたら帰っておいで 懐かしい歌など歌いましょう」と言って寄り添ってくれる


自分の中でそんな風に繋がって、そのライヴが、このツアーが、色褪せるどころか、心の中に深く刻み込まれた

ああまた心の中に強い支えがひとつ出来たなと思えた


と、いつもそうだけど、本当に音楽に対して、ライヴに対して、ファンに対して誠実で、

それが、当たり前にやれるようなレベルではなく誠実で、

よりポルノのことが好きになったし、ポルノのことを尊敬した


来てくれてありがとう、最高の光景をありがとう、盛り上がってくれてありがとうって何度も言われる度に、

こちらこそだよ…って思うし、

多分ファンはみんなそうだし、

実際、最後端から端までありがとうと顔を見に来てくれて、深くお辞儀してステージを降りる二人には、無数のありがとうが降り注いでいる

ライヴ中はお互い心から楽しんで、最後にはありがとうを伝えあって終わる

なんて素敵な関係なんだろうと、改めてすごく嬉しかった



とりあえず、ライヴレポ終わり!